LPGAツアー今季メジャー第1戦「クラフト・ナビスコ選手権」で日本の女子


大山志保

3月末にカリフォルニア州ランチョ・ミラージにある、ミッションヒルズ・カントリークラブで開催された LPGAツアー今季メジャー第1戦「クラフト・ナビスコ選手権」に日本の女子プロ4名が出場した。 昨年日本のJLPAツアー賞金女王に輝いた大山志保、賞金ランキング3位の横峯さくら、前年度同大会で15位タイと今年の出場権を獲得した不動裕理、そして昨年LPGAツアー賞金ランキング22位で出場資格を得た宮里藍の4人だ。 初日は、不動が1オーバー73、宮里、大山、横峰の3名が4オーバー76で52位タイと、70位ぐらいの予選通過ラインに4名が入ったが、難コースだけに予選のカットラインの予想が難しい。

2日目、宮里と不動が通算5オーバー149で二人とも37位タイ。大山通算7オーバー151で51位タイ、横峯通算8オーバー152で57位タイとなり、二日間9オーバーの予選通過ラインを4名ともクリアーした。 毎年、日本の女子プロが数名招待されるが、このメジャー大会での予選突破が難しく、今回のように参加選手全員が予選をクリアーするのもめずらしい。参加した選手の顔ぶれをみればわかるが、日本でも4名とも人気と実力を兼ね備えた選手で、まさに現在の日本を代表する選手といってもいいだろう。 最終成績は、宮里が3日目に69と初めてこのコースでアンダーでプレーし通算3オーバー291で15位タイとなり、来年の同大会の出場権も獲得した。不動は3日目75、最終日74と通算10オーバー298で38位タイ。横峯は3日目に1アンダー71でプレーしたが、通算11オーバー299で44位、大山は通算12オーバー300で47位タイで終了した。


横峯さくら


不動裕理

このコースは、全体の距離が6,627ヤードと長く、グリーンは硬くラインを読むのが難しく、ラフも長い。パームスプリングではめずらしく高い木がコースの両サイドに植えてあり、ホールも左右のドッグレッグが多く、ドライバーの落とし所を間違えたり、ラフにいれるとパーをセーブするのが大変だ。 女子プロにとってはかなりハードなセッティングで、優勝したモーガン・プレッセルが3アンダー、女王アニカ・ソレンスタムが4日間でアンダーでプレーしたのは、3日目の71で通算のスコアが9オーバーで31位タイあったことを考えると、コースコンディションがかなり難易度が高かったといえる。横峯は、「今の自分の実力では歯がたたない」、大山は「アイアンとパットはアメリカでもなんとか通用する」、不動は「自分のショットが安定しないので、ボギーが多すぎる」、宮里は、ソレンスタムを指導したピア・ニールソンの著書『ゴルフ「ビジョン54」の哲学』の一節に心が動いた。「スコアは支配できないが、気持ちは支配できる」という文だった。集中力を高め、決めたら迷わず目標に向かって打つということを実戦し、あるてごたえを感じたという。4名のそれぞれが、このメジャー大会で経験したことを今後どこまで生かし、活躍できるのだろうか。


 
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