今田竜二「全米オープン」18位タイ



ティーショットが課題か?


「全米オープン」で唯一日本人で予選を突破した今田竜二は、3日目1アンダー70、通算6オーバーで24位に浮上。最終日もアンダーパープレーと、来年の出場権確保の15位以内入賞を目指しスタートした。

ティーショット、特にドラバーでのショットがフェアウエイ左右のラフやバンカーに入り、2打目をグリーン周りに運び、そこから寄せてパーをとる苦しいゴルフ。それでも5番までパーで切れぬけた。

「今日はフェアウエイに行っていない。ドライバーが悪すぎた」

6番「全米オープン」史上もっとも長いパー4は514ヤード。フォローの風を計算に入れ、フェアウエイキープを心がけて3ウッドでのティーショットが右のラフに入る。

2打目、残り250ヤードぐらいの地点から左にヒッカケ、ピンまで25ヤードぐらい。この位置からヨセの上手さが今田の持ち味だが、そのヨセを失敗し7~8メートル残し、パーパットも決められずボギー。次の7番もボギーとして、通算8オーバーまでスコアを落とした。


しかし、今田はここから踏ん張りをみせた。

9番でバーディをとり「いい流れ」となり、11番、13番、14番とバーディを奪取、4オーバーこの時点で11位タイまで伸ばした。このままゆけばベスト10入りも見え、来年の出場権もゲットできる。

次の15番、今田が鬼門としているホール。初日はパーを取ったものの、2日目、3日目ボギーとしている。

ポイントとなるこのホールのティーショットは右にプッシュして残り230ヤードぐらい。前方にある2本の木を見事にクリアーしてグリーンオンしたかと思われたがグリーン左に転がり落ちて、グリーンとバンカーの間にある深いラフの中。
そこからのヨセがよらずボギーとして5オーバー。
しかし、最終18番でバーディをとれば、まだ15位以内が見えている。

17番ホール441ヤードのパー4。ティーショットがフェアウエイに行き、残りは170ヤードぐらい。2打目はピンに向かっていったが、左に切れてグリーンのフレンジにとまり5メートルの距離でバーディチャンス。

今田は「17番はバーディチャンスがあった。とにかく入れたかったパットだった」と強気に入れに行ったパットは無情にも外れ1.5メートルを残したが、この返しのパットも外し痛恨のボギーで6オーバー。



ヨセの上手さが今田の持ち味



難しいバンカーショットから何度もパーを拾った

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最終18番はイーグル、バーディチャンスもあるホール、まだ期待が持てたが、ティーショットは右のバンカーにいれ2オンは無理。

レイアップした2打目は97ヤードを残した。3打目を3.5メートルに乗せ、決めれば1アンダーと決勝ラウンド2日間をアンダーパーでプレーすることになる。ぜひとも決めたいパットだったが、入らずパー。
4日間通算6オーバー18位タイで終了した。

今田は、「このコースは自分に向いているコース。ティーショットがフェアウエイにいっていないので、攻めるチャンスがなく、守りのゴルフになり、課題の残るゴルフだった」と締めくくった。

今年は、ツアー初優勝をあげ、この試合まで賞金ランキング7位、フェデックスポイント5位とベスト10に入っている。

今田はこの「全米オープン」で好成績を出すことを自分に期待したに違いない。しかし、ティーショットが曲がり、持ち前のアプローチに頼るゴルフではメジャーで上位を狙うことができないことも知っている。

今田が言う課題は、やはりドライバーショットの正確性なのだろう。ショットの精度の磨きがかかれば、メジャー制覇の可能性が高いだろう。その課題を克服し、ヨセとパットの磨きをかければ、ツアー2勝目とメジャー大会での活躍に期待がもてる試合内容だった。

 
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